法案名
バリアフリー対応の温泉に体験入浴しました!
公共交通機関などで進んできたバリアフリー。しかし、レジャー施設、たとえば温泉はどうでしょう。障がい者や高齢者、家族や支援者が、息抜きのために温泉に行きたくても、歩行が難しくて危ないからあきらめる…という人も多いのではないでしょうか。そんな中で、温泉のバリアフリーに積極的に取り組む旅館もあります。その一例としてこのたび、重度身体障がいを持つ天畠自身が、温泉宿「上諏訪温泉しんゆ」(長野県諏訪市)を視察 […]
滝山病院問題の解決を進める10.10行動に参加しました(10月10日)
滝山病院問題を考える市民と議員の連絡会議による、10.10行動に参加しました。厚労省、東京都、八王子市、そして精神科・滝山病院。虐待事件を受けて、被害者への謝罪や、希望者の転退院、このような事件を二度と繰り返さないための生活保護、虐待防止の施策。それぞれが役割を持っているのに、それぞれが少しずつよそ任せの姿勢をすることで、結果的に当事者の尊厳、人生、命までもが奪われる。そんな現実を皆さんに伝え、少 […]
虐待事件があった精神科・滝山病院前での市民活動に参加しました(10月3日)
八王子市の精神科病院「滝山病院」における暴行・虐待事件は、精神医療・保健・福祉関係者のみならず、社会全体に大きな衝撃を与えました。同時に、精神科病院における虐待の問題が指摘されてきたにもかかわらず、放置されてきた現実が明らかになりました。現在、東京都が中心となって、滝山病院に入院する患者への退院・転院希望の意向調査を行い、患者の家族や関係各所との調整が行われていますが、残念ながら十分とは言えません […]
車いす議員5人で、改正旅館業法により障がい者らが不当な宿泊拒否を受けない指針をつくるよう厚労省に要望書を提出しました(9月25日)
第211国会で、改正旅館業法が成立しました。この法改正にあたっては、障害を理由とする宿泊拒否が生じうるなどの懸念が指摘されてきました。今年12月の法施行に向けて現在、「改正旅館業法の円滑な施行に向けた検討会」が開かれ、政省令と指針策定に向けた議論が進んでいます。 2023年9月5日の第2回検討会で示された政省令及び指針案は、障害者団体等への意見聴取が概ね反映された内容となっています。しかし、検討会 […]
【2023年通常国会ハイライト⑧】滝山病院問題を予算委員会で取り上げました
予算委員会で精神科病院を取り上げる意味 東京都八王子市の精神科「滝山病院」の看護師が、今年に入り複数名、患者への暴行容疑で逮捕、略式起訴されています。この件を扱ったNHKのドキュメンタリー番組は、社会全体に大きな衝撃を与えました。このような事態を二度と繰り返さない観点から、2023年通常国会にのぞみました。 「我が国幾十万の精神病者は実にこの病を受けたる不幸のほかに、この国に生まれたるの不幸を重ぬ […]
【2023年通常国会ハイライト⑥】「制度の狭間」に取り残された1型糖尿病患者への支援を提起しました
1型糖尿病を知っていますか 1型糖尿病をご存知でしょうか。日本における小児期発症患者の年間発症率は10万人に1.5~2.5人、糖尿病全体のうちの数%にすぎません。 血糖値を下げるホルモンであるインスリンを体内で作れなくなる病気です。ウイルス感染などをきっかけに、膵臓のインスリン生産細胞が破壊されることで発病します。人はインスリンにより体に糖分を取り込まなければ生きていけませんから、1型糖尿病はイン […]
【2023年通常国会ハイライト⑤】分断を深める「宿泊拒否拡大」法案に反対しました
法案に問題多く衆議院で大幅修正 旅館やホテルといった宿泊施設について定める「旅館業法」という法律があります。この第5条では、基本的に「営業者は宿泊を拒んではならない」と定められています。旅館業にはすべての人、とりわけ弱い立場にある人が路頭に迷うことを防ぐ公的役割があるからです。 一方で、この5条には例外規定(=宿泊拒否要件。法改正前は、(法改正前は、「伝染性の疾病にかかつていると明らかに認められる […]
【2023年通常国会ハイライト④】感染症対策に社会的格差の視点があるかただしました
感染症対策で障がい者は文字どおり「置き去り」 2023年通常国会には、国立感染症研究所と国立国際医療研究センターを統合し、「国立健康危機管理研究機構」を作るための国立健康危機管理研究機構法案が政府から提出されました。米国の疾病対策センター(CDC)をモデルに、感染症に関する科学的知見を政府に提供する役割を担うもので、新機構は「日本版CDC」とも呼ばれます。 米国でも日本でも、新型コロナウイルス感染 […]
【2023年通常国会ハイライト③】差別防止の実効性を高めたゲノム医療法案修正案を提出しました
より良い遺伝子を上位に置いてしまわないか? 近年、私たち人間のもつ遺伝情報に基づくゲノム医療が、がんなどに用いられています。ゲノム医療を望む誰もがその利益を等しく享受できる環境整備は、とても重要です。一方で、遺伝情報・ゲノム情報の取り扱いについては、細心の注意を払う必要があります。 そこで超党派の「適切な遺伝医療を進めるための社会的環境の整備を目指す議員連盟」がこの間、議員立法でゲノム医療に関する […]
【2023年通常国会ハイライト②】国会のバリアフリーは温情主義で進めたものではないと答弁を取りました
国会のバリアフリー、合理的配慮を滞らせないために 4月11日の内閣委員会で、国会議事堂のバリアフリーと、障がい当事者議員への合理的配慮について質疑しました。令和5年度予算案の本会議採決時に、れいわ新選組の木村英子議員が本会議場の壇上で発言したところ、自民党の西田昌司議員がご自身の動画で誹謗中傷を行ったことが、この質疑の直接のきっかけです。 西田議員は動画で「参議院のバリアフリー工事等に対して感謝の […]
