当事者参画
精神科病院での携帯電話・スマートフォン利用自由化に向けた厚労省交渉に同席しました(2025年6月26日)
6月26日、精神障がいの当事者団体「人権精神ネット」の皆さんが行う精神科病院での携帯電話・スマートフォン利用自由化に向けた厚労省交渉に同席しました。精神・保健福祉課長も一部出席しました。 精神科病院内における携帯電話・スマートフォン利用については、精神保健福祉法に基づく厚労省告示130号には「通信及び来院者との面会は、患者と家族、地域社会等との接触を保ち、医療上も重要な意義を有するとともに、患者の […]
2025年6月17日 厚生労働委員会質疑「障害年金制度改革 今すぐにできること/「制度の狭間」をつなぐ本気の取り組みとは」
〇天畠大輔君 代読します。れいわ新選組の天畠大輔です。 福岡大臣は石破総理の意を酌むべきだと思います。6月12日の当委員会で、私は、石破総理に障害年金に対する考えを伺いました。中でも、社会モデルを適用した障害年金制度のあるドイツやスウェーデンを紹介した際、総理は「諸外国の動向も踏まえて議論を行うべき」とおっしゃいました。つまり、総理も、諸外国では生活機能や社会参加、環境因子という生活や就労上の問題 […]
2025年6月12日 厚生労働委員会質疑(国民年金法等改正案審議)「対総理 国民年金法等改正案質疑」
〇天畠大輔君 代読します。れいわ新選組の天畠大輔です。先ほどの福岡大臣への質問に続き、石破総理にも障害年金について伺います。 昨日の参考人質疑において、社会保障審議会・年金部会の委員でもある駒村康平参考人は「現行の障害の認定は医学モデルに偏っている。世界的には生活機能や社会参加、環境因子という生活や就労上の問題を社会との関係から捉える社会モデルが広がりつつあり、社会モデルを適用した障害年金の制度も […]
2025年6月12日 厚生労働委員会質疑(国民年金法等改正案審議)「障害年金の認定はブラックボックス 透明性高めよ」
〇天畠大輔君 代読します。れいわ新選組の天畠大輔です。長年の障害年金無改革のツケが回ってきました。障害年金の認定は、時代に合わない不合理な点が多いにもかかわらず、長年放置されてきました。その結果、障害年金センター長の個人的な方針次第で不支給の割合が大幅に増えているのではないかというスキャンダルが報道で明らかになりました。命に関わる生活保障を受けられず困難にさらされる人たちを生み出す行政の不作為を到 […]
2025年6月11日 厚生労働委員会質疑(国民年金法等改正案審議 参考人質疑)「国民年金法等改正案 専門家に聞く」
〇天畠大輔君 代読します。れいわ新選組の天畠大輔です。参考人の皆様、本日は貴重なお話をありがとうございます。 初めに、伊藤参考人に伺います。被用者保険の適用拡大や在職老齢年金の見直しなど、伊藤参考人は就労促進を重視された提言をなさっています。一方で、障がいや病気、介護など様々な事情で働きたくても働けない方々もおられます。そうした方々にとっては、就労による保障よりも生活そのものを支える年金の安定が重 […]
2025年5月29日 厚生労働委員会質疑(労働施策総合推進法等改正案審議)「カスハラ対策と障がい者の権利保障――線引きと共存の課題」
〇天畠大輔君 れいわ新選組の天畠大輔です。カスハラ対策と障がい者の権利保障の両立について伺います。代読お願いします。 本法案にはカスタマーハラスメント対策の強化が盛り込まれています。労働者をカスハラから守るため、事業者に対してその対策を義務付けるものです。 昨年12月の厚生労働委員会において、我々障がい者が、障害者差別解消法に基づき社会的障壁の除去、つまり合理的配慮を求めることは、一般的にカスタマ […]
報告③当事者から議員への要望書「5.23院内集会 介助をつけての社会参加の実現に向けて -告示523号の撤廃を!-」(2025年5月23日)
告示523号の理不尽な利用制限についての国会議員宛て要望書を事前に募ったところ、院内集会当日までに障害者団体15団体と1人の市議から要望書が提出されました。当日は首都圏の当事者中心に12団体と1人の市議が、集まった国会議員らに手交しました。提出された要望書を紹介します(順不同)。 要望書を提出したのは、日本障害フォーラム(JDF)、DPI日本会議、全国自立生活センター協議会(JIL)、全国盲ろう者 […]
報告①障がい当事者議員の歩み「5.23院内集会 介助をつけての社会参加の実現に向けて -告示523号の撤廃を!-」(2025年5月23日)
5月23日、参議院議員舩後靖彦事務所・木村英子事務所・天畠大輔事務所の主催で、「5.23院内集会 介助をつけての社会参加の実現に向けて -告示523号の撤廃を!-」を開催しました。3回にわけて、報告記事を掲載します。 一般参加は会場200人強、Zoom約80人。議員参加は、会場へのご本人参加が18人(木村、舩後、天畠議員含む)、秘書代理参加が15人、メッセージ送付が9人でした。厚労省、文科省、こど […]
報告②当事者からの事例報告「5.23院内集会 介助をつけての社会参加の実現に向けて -告示523号の撤廃を!-」(2025年5月23日)
院内集会では、告示523号により直接、何かしらの制限を受けている当事者たちが事例報告しました。全文を紹介します。 「生活全ての場面を支える支援体制に一本化を」自立生活センターSTEPえどがわ・今村登代表 ただ今ご紹介いただきましたSTEPえどがわで代表をしている今村登と申します。東京の江戸川区にあります。全国団体としては、DPI日本会議で事務局次長、地域生活部会の部長として活動しています。 厚生労 […]
2025年5月8日 厚生労働委員会質疑(薬機法等改正案審議)「薬事承認のゴールドスタンダードを崩す改正に待った!」
〇天畠大輔君 れいわ新選組の天畠大輔です。先ほど大椿委員も触れましたが、障害年金について質問をします。代読お願いします。 大臣は、障害年金が障がい者にとって大事な所得保障であること、それがなければ命にも関わることを認識されていますか。 〇国務大臣(福岡資麿君) ご指摘のとおりだと思います。 〇天畠大輔君 命に関わるのになぜ年金機構でこのような事態が発生したのか理解できません。代読お願いします。 昨 […]