厚生労働委員会
2025年4月22日 厚生労働委員会質疑「障害者手帳をもたない難病患者への就労支援 圧倒的に足りません!」
〇天畠大輔君 れいわ新選組の天畠大輔です。障害者手帳をもたない難病患者の就労支援も強化してください。代読お願いします。 先週末、石破総理は、東京都内の就労支援施設などを訪れ、就職氷河期世代など就業に不安を抱えている人を支援するための閣僚会議の設置を表明しました。就労困難性は障害者手帳のない難病患者も抱えておりますので、共に議論をしてください。 こちらについて、一昨年の厚生労働委員会(※2023年3 […]
2025年4月15日 厚生労働員会質疑「女子中高生 自殺増の分析は社会全体の課題です」
〇天畠大輔君 れいわ新選組の天畠大輔です。政府は「助けて」と言える社会にすべきです。代読お願いします。 4月3日、この厚労委員会の質疑で政府もご答弁されたように、ほとんどの年代、属性で自殺者数が減少する中で、女子中学生と定時制・通信制に通う女子高校生の自殺は増えています。 2023年から2024年の1年間で、女子中学生は80人から99人へ24%増。定時制・通信制の女子高生は66人から81人へ23% […]
2025年4月10日 厚生労働委員会質疑(労働安全衛生法等改正案審議)「機械の検査・化学物質の管理『性善説』でいいの?」
〇天畠大輔君 れいわ新選組の天畠大輔です。検査する側とされる側が同じなのは安全上問題です。代読お願いします。 時間の関係で、質問1と2は飛ばします。厚労省は「審査及び検査における公平性を確保するため」として、製造許可申請の審査及び製造時等検査を行う登録設計審査等機関に関して、法律で3つの要件を課しています。 です。 しかし、検査機関の役員の半分まで製造者の役職員で構わないなどという組織が、果たして […]
2025年4月8日 厚生労働委員会質疑(労働安全衛生法等改正案審議)「職場のメンタルヘルス対策・高齢者の労災防止対策 実効性を担保するためには?」
〇天畠大輔君 れいわ新選組の天畠大輔です。代読お願いします。 労働安全衛生法の改正案のポイントの一つが、労働者数50人以上の事業場に義務付けられていたストレスチェックをすべての事業場に義務付けるというものです。ストレスチェック制度は、労働者のストレスの状況を少なくとも1年に1回は検査し、その結果に基づいてストレス度の高い労働者への面接指導や分析をして職場環境を改善するなど、労働者のメンタルヘルス不 […]
2025年4月3日 厚生労働委員会質疑「テーマいろいろいきます 女子中高生の自殺増に向き合う/医療情報検索に障がい者の視点を」
〇天畠大輔君 れいわ新選組の天畠大輔です。私もまた本気で自殺したいと思った時期がありました。代読お願いします。 日本において、1年間に自殺した人の数は2003年、ピークを迎えました。3万4,427人でした。昨2024年は2万268人まで減少し、1978年の統計開始以来2番目に少ない水準となっています。この減少について政府はどう受け止めていますか、またその原因をどう分析していますか。 〇政府参考人( […]
2025年3月31日 厚生労働委員会質疑(戦没者遺族特別弔慰金支給法改正案審議)「元日本兵のPTSDで今も苦しむ家族に支援を」
〇天畠大輔君 代読いたします。れいわ新選組の天畠大輔です。 私は今月3日、ニューヨークで開かれた核兵器禁止条約非締結国の国会議員会合に参加いたしました。わが党の代表としてだけでなく、ひとたび戦争が起きれば真っ先に見捨てられる、ひとりの障がい者としても参加しました。 障がい者を取り巻く社会的障壁の問題も、核問題も、最も重要なのは「対話」です。「核なき世界」への国家間の対話、そして何よりもまず被爆者と […]
2025年3月13日 厚生労働委員会質疑「看護職員配置を受けられない医療的ケア児/重度訪問介護を受けられない知的障がい者 政府に改善を求めます!」
〇天畠大輔君 れいわ新選組の天畠大輔です。医療費削減よりも大切なことは命を守ることです。代読お願いします。 高額療養費の自己負担上限引上げ問題に関する政府・与党の迷走ぶりには目を覆うばかりです。当事者そっちのけで一方的な引上げを決定した挙げ句、がんや難病と闘う患者団体の必死の訴えに押されて初めて凍結をするなど、ボタンの掛け違いを認識する能力すら失っているではありませんか。「参院選後に凍結解除する気 […]
2024年12月19日 厚生労働委員会質疑「テーマいろいろいきます!「カスハラ」定義で差別、生まれない?/精神科病院での携帯電話、スマホ利用の実態は?/治療してるから働ける難病「指定難病外し」しないで!」
○天畠大輔君 れいわ新選組の天畠大輔です。まず、おとといの予算委員会の答弁について確認します。代読お願いします。 12月17日の参議院予算委員会において、私は、選挙運動中のヘルパー制度利用を一律に禁止する自治体があると指摘いたしました。事例の詳細は資料1と2をご覧ください。この件について福岡大臣より答弁がありましたが、若干分かりにくい点がありましたので、確認です。 障害者総合支援法の告示523号で […]
【2024年通常国会ハイライト⑥】障害年金認定基準 社会モデルに基づく本当の年金制度とはなにか
国は、2025年に年金制度改革を行う方針です。しかし、その多くは老齢年金に終始し、障害年金に対する議論は進んでいません。そのため、日本弁護士連合会をはじめとする障害年金の専門家や当事者団体の多くが、もっと議論するよう要望しています。天畠も当事者団体や専門家の方々へのヒアリングを重ねてきました。 現在の障害年金制度には、障害年金全般に関わる課題と、特に糖尿病をはじめとする代謝疾患の認定基準に関する課 […]
【2024年通常国会ハイライト④】「介助付き就労」を多角的に取り上げました
重度の障がい者が働くためには、仕事時間中も食事やトイレ、移動といった生活動作、また資料読み上げやパソコン操作といった業務補助のための介助を受ける必要があります。これを短く表現するならば、「介助付き就労」です。しかし現在の障がい福祉制度では、就学や就労などにヘルパーをつけられないルールになっています。この理不尽なルールの改正、つまり「介助付き就労」の実現が、天畠の政策の一丁目一番地です。 これまでは […]