介助付き就労・就学

2025年5月22日 厚生労働委員会質疑「テーマいろいろいきます!大学内での生活介助、だれも負担してくれない!?生活保護の障害加算漏給は権利侵害です!」

〇天畠大輔君 代読します。れいわ新選組の天畠大輔です。まず、通告なしですが、福岡大臣に伺います。資料1の1と1の2をご覧ください。明日、重度障がいの当事者らが会場・オンライン合わせ200人以上集まり、厚労大臣告示523号の改正を改めて求める集会が開かれます。大臣は、このように当事者の声が多数集まっている現状についてどうお考えですか。 〇国務大臣(福岡資麿君) 委員も同様の問題意識、これまでも何度も […]

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報告③当事者から議員への要望書「5.23院内集会 介助をつけての社会参加の実現に向けて -告示523号の撤廃を!-」(2025年5月23日)

告示523号の理不尽な利用制限についての国会議員宛て要望書を事前に募ったところ、院内集会当日までに障害者団体15団体と1人の市議から要望書が提出されました。当日は首都圏の当事者中心に12団体と1人の市議が、集まった国会議員らに手交しました。提出された要望書を紹介します(順不同)。 要望書を提出したのは、日本障害フォーラム(JDF)、DPI日本会議、全国自立生活センター協議会(JIL)、全国盲ろう者 […]

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報告①障がい当事者議員の歩み「5.23院内集会 介助をつけての社会参加の実現に向けて -告示523号の撤廃を!-」(2025年5月23日)

5月23日、参議院議員舩後靖彦事務所・木村英子事務所・天畠大輔事務所の主催で、「5.23院内集会 介助をつけての社会参加の実現に向けて -告示523号の撤廃を!-」を開催しました。3回にわけて、報告記事を掲載します。 一般参加は会場200人強、Zoom約80人。議員参加は、会場へのご本人参加が18人(木村、舩後、天畠議員含む)、秘書代理参加が15人、メッセージ送付が9人でした。厚労省、文科省、こど […]

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報告②当事者からの事例報告「5.23院内集会 介助をつけての社会参加の実現に向けて -告示523号の撤廃を!-」(2025年5月23日)

院内集会では、告示523号により直接、何かしらの制限を受けている当事者たちが事例報告しました。全文を紹介します。 「生活全ての場面を支える支援体制に一本化を」自立生活センターSTEPえどがわ・今村登代表 ただ今ご紹介いただきましたSTEPえどがわで代表をしている今村登と申します。東京の江戸川区にあります。全国団体としては、DPI日本会議で事務局次長、地域生活部会の部長として活動しています。 厚生労 […]

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障がい当事者議員の大会に参加しました(2024年7月30、31日)

日本には少なくとも50人弱の障がい者議員がいます。これらの議員で構成する「障害者の自立と政治参加をすすめるネットワーク」では、年2回全国大会を開いています。7月30、31日、東京都内とさいたま市での大会に参加し、視察や交流をしてきました。 議会活動に介助が必要な自治体議員への合理的配慮を、国が後押しへ 7月30日午後、全国から障がいのある当事者議員が参議院議員会館に集まりました。中央省庁との交渉の […]

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【2024年通常国会ハイライト④】「介助付き就労」を多角的に取り上げました

重度の障がい者が働くためには、仕事時間中も食事やトイレ、移動といった生活動作、また資料読み上げやパソコン操作といった業務補助のための介助を受ける必要があります。これを短く表現するならば、「介助付き就労」です。しかし現在の障がい福祉制度では、就学や就労などにヘルパーをつけられないルールになっています。この理不尽なルールの改正、つまり「介助付き就労」の実現が、天畠の政策の一丁目一番地です。 これまでは […]

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2024年5月9日 厚生労働委員会質疑(雇用保険法等改正案審議)「障がい者を労働から締め出す政策、まだ残ってます!」

○天畠大輔君 れいわ新選組の天畠大輔です。障がい者は労働から締め出されています。代読お願いします。 本日は雇用保険法改正案の審議ですが、障がい者雇用の促進政策は様々ある一方で、障がい者を労働から締め出す政策がまだまだ残っています。この問題意識のもと、法案の関連として質問いたします。 15年ほど前、実習点数も十分だったのに、私は大学から社会福祉士の受験推薦が得られませんでした。その理由の一つは、私の […]

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2024年3月22日 厚生労働委員会質疑(委嘱審査)「在宅の危機!令和6年度報酬改定を当事者議員がチェックします」

○天畠大輔君 れいわ新選組の天畠大輔です。訪問介護の基本報酬引下げは言語道断です。代読お願いします。 今回の介護報酬改定で、政府は「訪問介護事業所の利益率が高い」と数字だけを捉えて、高齢者の在宅生活を支える訪問介護の基本報酬を引き下げました。しかし、これは現場の実態とは合いません。高齢者が一棟のマンションなどに集住し、利益率が高いと言われる「サービス付き高齢者向け住宅」、これも訪問介護に分類されま […]

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日本財団「就労支援フォーラムNIPPON 2023」政治家セッションに登壇しました(12月17日)

12月17日、日本財団「就労支援フォーラムNIPPON 2023」の政治家セッションに、宮路拓馬衆議院議員(自民党)、横沢高徳参議院議員(立憲民主党)、金村龍那衆議院議員(日本維新の会)とともに登壇しました。天畠の基調発言は以下の通りです。 ************************* 皆さま初めまして。れいわ新選組の天畠大輔です。今日は基本的に、一般就労を念頭に置いてお話します。今の障がい […]

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学業、仕事中にヘルパー派遣を使えない、今の政策の問題は?-京都市内ヒアリング行脚報告(9月29日)

重度障がい者は学業や仕事といった社会参加で、人生に大きな制限があります。天畠が身を持ってその苦しみを感じ、道を切り開いてきた一方で、今も当事者として課題に直面しているさなかでもあります。 京都市に、働く重度障がい者がいる、そして京都大学と連携した京都市の学生支援は先進的なものと聞き、日帰りで京都市内を駆け巡ってきました! 「移動支援が通学でも使える」京都市の先進的判断 まず訪れたのは京都市役所。「 […]

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