予算委員会
2024年12月17日 予算委員会(締めくくり総括質疑)「総理!選挙活動中にヘルパー制度利用できないのは、差別です!」
○天畠大輔君 代読します。通告なしですが、総理は障がい者が議員になる意義をどのようにお考えですか。 ○内閣総理大臣(石破茂君) それは、障がいをお持ちの方が健常者と同じだけの権利が行使できる、それは障害者権利条約に基づいて国家として当然にそういう環境を整えるべきものだと認識をいたしております。 ○天畠大輔君 選挙運動ができない人がいます。代読お願いします。 資料1をご覧ください。愛知県議選に立候 […]
2024年12月17日 予算委員会(集中審議)「郵便投票このままでいいの?」
○天畠大輔君 れいわ新選組の天畠大輔です。代読お願いします。 総理は、投票所に行けず、郵便投票もできず、参政権を奪われている障がい者の存在を御存じでしょうか。パネル1をご覧ください。 戦後の「郵便等による不在者投票制度」は、創設から一時廃止、そして復活という経過をたどってきました。国は「不正投票」を理由に、昭和27年に郵便投票制度を廃止しました。しかし、投票所に行くのが難しい人々の投票機会の拡大と […]
【2024年通常国会ハイライト⑤】優生保護法問題の全面解決を、あらゆる機会に訴えました
最高裁大法廷は7月3日、旧優生保護法に基づく強制不妊手術(優生手術)に関する5件の訴訟すべてにおいて、原告勝訴の判決を出しました。「旧優生保護法は違憲」と明確に示し、「手術から20年という『除斥期間』が経過しているため損害賠償請求権は消滅している」という国の主張を斥けました。原告側の全面勝訴でした。 優生保護法問題については、昨年の通常国会で重点的に取り上げました。7月3日の最高裁判決後、補償のた […]
【2024年通常国会ハイライト②】障がい者の権利を見えないところで侵害している法律等に問題提起しました
法律は、本当は私たちの生活に非常に身近なものですが、具体的な施策の方向性を定める「●●基本法」や、特別な時にだけ関係する法律は、その影響は見えにくく、気づきにくいものです。2024年通常国会では、見えにくくても重要な論点として、障がい者施策の理念法である障害者基本法改正と、障がいを理由とする法令上の「欠格条項」、そして各自治体の条例・規則に残る「制限条項」について問題提起しました。 障害者基本法第 […]
2024年3月6日 予算委員会質疑「今こそ改正!障害者基本法」
○天畠大輔君代読します。れいわ新選組の天畠大輔です。 今年は、障害者権利条約を日本が批准して10年の節目です。しかし、障害者施策の理念法である障害者基本法は、権利条約を批准してから一度も見直されていません。障がい当事者団体から、法全体の改正を求める声が、日に日に強まっています。本日は、総理や大臣に当事者の話を聞いていただきたく、参考人をお呼びしました。権利条約の批准にあたって尽力された当事者のお一 […]
2023年11月29日 予算委員会質疑「年越しは許さない!強制不妊手術、精神科病院・虐待事件からの被害回復」
○天畠大輔君代読します。れいわ新選組の天畠大輔です。本日は、補正予算、国民全体に関わる課題の審議です。10人に1人が一生に一度はうつ病を経験すると言われる現代。精神科病院での虐待事件からの被害回復は、皆さん、明日は我が身の問題です。今年2月に虐待、暴行事件が判明した精神科・滝山病院に今も残る入院患者の数など、国は把握していますか。総理、データをお示しください。 ○内閣総理大臣(岸田文雄君)虐待はあ […]
【2023年通常国会ハイライト⑧】滝山病院問題を予算委員会で取り上げました
予算委員会で精神科病院を取り上げる意味 東京都八王子市の精神科「滝山病院」の看護師が、今年に入り複数名、患者への暴行容疑で逮捕、略式起訴されています。この件を扱ったNHKのドキュメンタリー番組は、社会全体に大きな衝撃を与えました。このような事態を二度と繰り返さない観点から、2023年通常国会にのぞみました。 「我が国幾十万の精神病者は実にこの病を受けたる不幸のほかに、この国に生まれたるの不幸を重ぬ […]
【2023年通常国会ハイライト①】過去に国が障がい者らに行った強制不妊手術への謝罪・補償・再発防止を大きく取り上げました
原告と総理の面会求める 優生保護法(1948年成立)という法律のもと、遺伝性疾患のある人、ハンセン病患者、障がいのある人々などが、不妊手術や人工妊娠中絶の被害に遭ったことをご存知でしょうか。50年近く続いたこの法律による、不妊手術の被害者は、分かっているだけで約25,000人にのぼります。 1996年、この法律は「母体保護法」へと改正され、強制不妊手術は行われなくなりました。しかし、被害者らが20 […]
2023年3月20日 予算委員会質疑「精神科病院での虐待を繰り返さないために」
○天畠大輔君代読いたします。 れいわ新選組の天畠大輔です。今年、東京都八王子市の精神科「滝山病院」の看護師が、患者への暴行容疑で逮捕、略式起訴されました。滝山病院をはじめ精神科病院においては、医療行為の中で、これまでも幾度となく虐待事件が起きています。しかし、バットや素手で殴られた患者が死亡、不適切もしくは過剰な医療で患者が死亡といった事件は、虐待という言葉では済まされません。精神疾患を持つ障がい […]
2023年3月6日 予算委員会質疑「旧優生保護法の過ちを繰り返さないためにⅡ」
○天畠大輔君 れいわ新選組の天畠大輔です。先日に引き続き、優生保護法問題について総理に伺います。代読お願いします。 戦後の生産性向上の理想へと社会が進む中で、優秀な者が残り、劣る者は消えるべきという優生思想に基づく旧優生保護法は議員立法として法制化され、強制不妊手術の合法化がなされていました。日本の歴史上恥ずべきこの法律により、多くの障がい者や障がいがあるとみなされた人たちの生殖器やその機能、胎児 […]