旧優生保護法 (法案)
【2024年通常国会ハイライト⑤】優生保護法問題の全面解決を、あらゆる機会に訴えました
最高裁大法廷は7月3日、旧優生保護法に基づく強制不妊手術(優生手術)に関する5件の訴訟すべてにおいて、原告勝訴の判決を出しました。「旧優生保護法は違憲」と明確に示し、「手術から20年という『除斥期間』が経過しているため損害賠償請求権は消滅している」という国の主張を斥けました。原告側の全面勝訴でした。 優生保護法問題については、昨年の通常国会で重点的に取り上げました。7月3日の最高裁判決後、補償のた […]
2024年6月18日 政治改革特別委員会質疑(政治資金規正法改正案審議)「これでは政治資金寄生法 茶番はやめて真相究明を」
〇天畠大輔君 代読いたします。れいわ新選組の天畠大輔です。 自民党の裏金問題がまったく不問に付される中で、「法律を変えましょう」という議論をのうのうと続けています。これでよいわけがありません。自民党議員の4分の1が裏金議員です。彼らは、その違反を認めているにもかかわらず、自ら辞職することも自首することもなく、裏金を還付金と欺き、逃げ切ろうとしている。 「裏金は政治資金ではない。納税しないのか」と政 […]
「優生保護法裁判 最高裁大法廷での弁論期日 報告集会・記者会見」に参加しました(5月29日)
優生保護法下で強制不妊手術などの被害を受けた方々による国賠訴訟のうち、2023年6月1日までの5つの高裁判決(原告側勝訴判決4件・敗訴判決1件)が最高裁の大法廷で審理されています。5月29日に弁論期日が開かれ、原告の方々らが法廷に立たれました。同日の夕方、報告集会と記者会見が衆議院第一議員会館であり、天畠は以下のとおり挨拶しました。 れいわ新選組の天畠大輔です。皆さまに敬意を表します。 本日最高裁 […]
「最高裁判決を待つまでもない!優生保護法問題の政治的早期・全面解決を求める3.21院内集会」に参加しました(3月21日)
3月21日、衆議院第一議員会館大会議室での「最高裁判決を待つまでもない!優生保護法問題の政治的早期・全面解決を求める3.21院内集会」に参加しました。集会趣旨は以下の通りです。 昨年11月1日に、2023年6月1日までの5つの高裁判決(勝訴判決4件・敗訴判決1件)が最高裁の大法廷で審理されることが決まりました。その後、高裁で2つの勝訴判決が出ています。最高裁の判決にむけて、私たちは「優生保護法裁判 […]
2023年11月29日 予算委員会質疑「年越しは許さない!強制不妊手術、精神科病院・虐待事件からの被害回復」
○天畠大輔君代読します。れいわ新選組の天畠大輔です。本日は、補正予算、国民全体に関わる課題の審議です。10人に1人が一生に一度はうつ病を経験すると言われる現代。精神科病院での虐待事件からの被害回復は、皆さん、明日は我が身の問題です。今年2月に虐待、暴行事件が判明した精神科・滝山病院に今も残る入院患者の数など、国は把握していますか。総理、データをお示しください。 ○内閣総理大臣(岸田文雄君)虐待はあ […]
「優生保護法問題の早期・全面解決を求める11.1集会」に参加しました(11月1日)
11月1日、「優生保護法問題の早期・全面解決を求める11.1集会」に参加しました。現地参加の予定でしたが、急な体調不良で天畠はオンライン参加となりました。 優生保護法のもとで、強制不妊手術や人工妊娠中絶を受けさせられた障がい者が国に損害賠償を求め、2018年から全国各地でいくつもの裁判を起こしています。今年10月25日に仙台高裁は、国の控訴を棄却し、旧優生保護法に基づく優生手術の被害者である被控訴 […]
【2023年通常国会ハイライト①】過去に国が障がい者らに行った強制不妊手術への謝罪・補償・再発防止を大きく取り上げました
原告と総理の面会求める 優生保護法(1948年成立)という法律のもと、遺伝性疾患のある人、ハンセン病患者、障がいのある人々などが、不妊手術や人工妊娠中絶の被害に遭ったことをご存知でしょうか。50年近く続いたこの法律による、不妊手術の被害者は、分かっているだけで約25,000人にのぼります。 1996年、この法律は「母体保護法」へと改正され、強制不妊手術は行われなくなりました。しかし、被害者らが20 […]
2023年5月9日 厚生労働委員会質疑(全世代型社会保障法案審議 対総理質疑 対政府質疑)「世代間対立をあおる社会保障の持続不可能法案を問う!」
〈対総理質疑〉○天畠大輔君代読します。れいわ新選組の天畠大輔です。はじめに、通告なしですが、総理に伺います。私は、3月30日の予算成立挨拶のとき、優生手術裁判の原告からの要請書をお渡ししました。総理は「読ませていただきます」とおっしゃっていましたが、その後、要請書は読まれたのでしょうか。 ○内閣総理大臣(岸田文雄君)要請書を拝見いたしました。 ○天畠大輔君代読します。この質問は、今回の法案にも関連 […]
2023年4月13日 厚生労働委員会質疑「旧優生保護法の過ちを繰り返さないためにⅢ」
○天畠大輔君れいわ新選組の天畠大輔です。被害者が裁判に勝っても国は動かないのでしょうか。代読お願いします。 旧優生保護法による不妊手術を憲法違反とし、損害賠償を命じた大阪高裁判決を不服として、国は先週上告しました。この判決は、現時点で全ての被害者に対し救済の道を開く画期的なものでした。一人の障がい当事者として憤りと悔しさでいっぱいです。 資料1をご覧ください。国は、上告の理由に、「除斥期間が問題と […]
優生保護法被害兵庫訴訟の大阪高裁判決への上告に抗議する記者会見に同席(2023年4月5日)
きょう5日、国は優生保護法被害兵庫訴訟の大阪高裁判決(2023年3月23日)に対し、上告しました。3月30日の国会質疑でも触れたように、3月23日の大阪高裁判決は、現時点で全ての被害者に対し救済の道を開く、画期的なものでした。そこで、きょう夕刻に開かれた抗議の記者会見に木村英子議員と同席し、メディアの方々に訴えました。 まず、優生保護法被害全国弁護団が今日発した声明をご紹介します。 天畠の訴え全文 […]