4.17院内集会・今こそ、生活保護をあたりまえの権利に!~「いのちのとりで裁判」の成果と課題~ に参加しました(4月17日)
4月17日、「4.17院内集会・今こそ、生活保護をあたりまえの権利に!~「いのちのとりで裁判」の成果と課題~」に参加し、ご挨拶をさせていただきました。集会の趣旨文を以下に紹介いたします。
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2013年からの史上最大の生活保護基準引下げの違法性を問い、全国30の原告団が立ち上がっている「いのちのとりで裁判」。
2023年2月までに出た14の判決のうち、大阪、熊本、東京、横浜、宮崎の5つの地裁で勝訴判決が言い渡され、特に直近では原告の4勝1敗と、この種の訴訟としては異例とも言える高い勝訴率となっています。
2023年3月には青森、和歌山、埼玉、4月には奈良、大津の各地裁判決が、4月14日には大阪高裁で初の控訴審判決が予定されており、まさに佳境を迎えようとしています。
そこで、異常な生活保護バッシングを経て社会保障削減路線の転換点となった基準引下げが、司法によって何度も断罪されていることの意味、「いのちのとりで裁判」の今後を考える集会を開催します。歴史の変わり目となる本企画に、ぜひご参加ください。
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天畠の挨拶は以下のとおりです。
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あ、か、さ、た、な話法)れいわ新選組の天畠大輔です。代読お願いします。
代読)代読します。生活保護の大幅な引き下げを国が決めて10年。私は国会内外で、障がい者の権利を訴えるといろいろな逆風にさらされます。ですので、訴訟に立ち上がった皆さんの勇気には、改めて敬意を表します。
生活保護の切り下げは、もちろん私たち障がい者にとって、決して無視できません。それだけでなく、今回の問題は、多くの制度に連動する可能性があります。すべての人が、社会に居場所を確保できるかにかかわる、まさに「いのちのとりで」の問題です。
しかし、国は、減額は適切だったとして「再検証する考えはない」としています。優生保護法訴訟でもそうですが、国は自ら、国民からの信頼を損なおうとしているのでしょうか。皆さんからのご指導ご鞭撻を受けて、私も頑張ってまいります。よろしくお願いいたします。
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