『骨格提言』の完全実現を求める大フォーラム2022に参加(2022年11月6日)

2022年11月6日、『骨格提言』の完全実現を求める大フォーラム2022に参加に参加し、挨拶させていただきました。挨拶内容は以下の通りです。

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あ、か、さ、た、な話法)れいわ新選組 参議院議員の天畠大輔です。本日は遅れての参加となり、大変失礼いたしました。代読お願いします。

代読)はじめに少し自己紹介させてください。私は14歳のときの医療ミスが原因で、重度障がい者となりました。手足を自由に動かせず、目が見えにくく、話すこともできません。先ほどのように「あ、か、さ、た、な話法」というコミュニケーション方法で、自分の思ったことを言葉にしています。

今年7月の参議院議員選挙にれいわ新選組から出馬し、初当選しました。厚生労働委員会に所属し、障がい者に関わることを中心に問題提起や提言を行っています。まだ右も左もわからない中で、山本代表、そして先輩の障がい者議員である舩後議員や木村議員をはじめ、れいわの仲間たちに助けられながら、国会活動をしています。

さて、今年9月に国連の障害者権利委員会から政府に対して、特に精神医療やインクルーシブ教育について厳しい勧告が出されました。しかし、政府は国連の勧告を真摯に受け止めず、強制入院の範囲を広げる精神保健福祉法改正案を含む、障がい者関連の複数の法案を束ねて国会に提出しました。

障がい者の生命に関わる重要な法案をひとつひとつ丁寧に審議することを求めて、舩後議員・木村議員とともに、束ね法案に反対する要望書を総理宛に提出し、予算委員会においてもその政府の姿勢を批判しました。

衆議院では障がい者関連の束ね法案の審議が始まろうとしています。厚労委員として、強制入院の問題やグループホームの再編など、束ね法案によって見えにくくされている論点について追及していきたいと考えています。そして、介助を付けながら、地域で暮らし、学び、働ける社会を目指して、障害者権利条約と基本合意文書を基に策定された「骨格提言」の完全実現のため、国会議員としての責務を果たせるよう、みなさまと連帯して取り組んで参ります。

あ、か、さ、た、な話法)骨格提言の実現に向けて、共に頑張りましょう!