院内集会「このままでは保険〝詐欺〞になる 〜介護保険は崖っぷち〜 」に参加しました(11月21日)

11月21日、ケア社会をつくる会主催の院内集会「このままでは保険〝詐欺〞になる 〜介護保険は崖っぷち〜 」に参加しました。天畠の挨拶は以下のとおりです。

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れいわ新選組の天畠大輔です。利用者負担増には反対です。もっと当事者の声を聞くべきです。

現在、来年度の制度改正に向けて、社会保障審議会では、2割負担の拡大や介護保険施設における多床室の有料化など、利用者の負担増が議論されています。2000年に介護保険が導入されて以降、政府は財源不足を理由に国民に負担増を強いてきたうえに、肝心のサービスは切り下げられています。

私は障がい当事者として、障害福祉サービスをはじめ制度や運用の改善には、当事者の声が欠かせないことを国会議員になってより痛感しています。ではこの介護保険の問題の当事者とは誰でしょうか。私の恩師・上野千鶴子先生は、「ニーズから降りることのできない,離れることのできない,そのような人が当事者だと言いかえることができるのではなかろうか」と述べておられます。そしてこのニーズから離れることが出来ない人には、ケアをする人、共に生きようとする人、いずれそのニーズを抱えるであろう人、つまり我々一人一人がこの問題の当事者なのです。だからこそ、みなさん一人一人の言葉、行動には価値があります。

介護保険の制度改正を方向づける社会保障審議会のメンバーは専門家ばかりです。介護を必要とする人、そして今後必要となる市民サイドが「介護保障のあり方」を提案できる場をつくる、それこそ政府がまっさきにやるべきことです。一人一人の困りごとが政治を、社会を変える原動力です。その声が国会や政府に届くよう私も尽力いたします。ともに頑張りましょう!

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