知的障がいの当事者団体・ピープルファーストジャパンと一緒に厚労省と交渉しました(2025年2月25日)

2月25日、知的障がいの当事者団体であるピープルファーストジャパンの皆さんと一緒に、入所施設をなくし、地域で安心して暮らせる制度を充実させるよう、厚労省と交渉しました。天畠の挨拶は以下の通りです。
れいわ新選組の天畠大輔です。施設をなくし地域で安心して生きていけるようにしましょう。
本日の省庁交渉にご参加の、ピープルファーストの皆さんお疲れ様です。本日の交渉は、厚労省の皆さんに知的障がい者が地域で豊かに生きていくための方法を知ってもらいたい、わかってほしいという趣旨の交渉だと伺っております。
私はかつて、障害児入所施設で暮らした経験があります。今でもその時の暮らしを思い出す悪夢を見ることがあります。
毎朝、決まった時間に強制的に起こされ、決まったご飯を食べ、決まった日中プログラムを受ける。それのどこが悪いのかと、省庁の皆さんは思うかもしれません。
想像してみてほしいのです。毎日の生活の中で、自ら何かを選ぶという選択肢がまったくない生活です。それが365日続くのです。
今日はピープルファーストの皆さんからも、施設生活のなにが問題なのかをよく聞いていってほしいと思います。今なお多くの国民の方が、施設の存在を肯定している現実があります。
でもそれは、他に選べる手段がないからです。
重度訪問介護など地域で生きていくための制度が充実すれば、施設は必要なくなります。施設をなくすこと、地域で豊かに生きていくための制度を充実させること、これは車の両輪です。本日の交渉で、省庁の皆さんはそのことをよくわかってほしいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
ピープルファーストジャパンから以下の要望を厚労省に送付し、厚労省からの回答をもとにして、当日は議論しました。




