「虐待・人権侵害は、もういやだ!精神医療の根本的変革を求める 院内集会」に参加しました(2025年4月23日)

4月23日、「虐待・人権侵害は、もういやだ!精神医療の根本的変革を求める 院内集会」(地域でくらすための東京ネットワーク主催)に参加し、挨拶しました。挨拶内容は下記のとおりです。

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れいわ新選組の天畠大輔です。当事者と連帯し、これからも権利保障のために頑張ります。

私自身、10代の一時期に入っていた障がい者施設で管理された生活を送り、自身が無力化されていくように感じる経験をしました。精神科病院での長期入院や虐待事件は他人事とは思えません。

2023年2月に滝山病院事件が明るみに出ました。ところが、事件の真相解明、被害者である入院患者への謝罪や、退院支援などの取り組みは一向に進みませんでした。そこで、全国の議員や当事者団体、市民約300人を巻き込んだ「滝山病院問題を考える市民と議員の連絡会議」の立ち上げに関わり、情報収集のためのネットワークづくりや行政に対する要請を行うなど、皆さまと一緒に活動してきました。

本日主催の「地域で暮らす東京ネットワーク」では、都内の精神障がいの方々が「当事者」として長年精力的に活動してきてくださっています。その長年の取り組み、そこに関わられてきた皆さまに、改めて心から敬意を表します。

私自身は、最近では、精神障がいの当事者団体と協力しながら、病院内でのスマホなどの通信の自由、ひいては意見表明の権利保障のための省庁交渉・委員会質疑に取り組んでいます。引き続き当事者運動と連携して頑張ってまいりますので、よろしくお願いいたします。

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