「優生保護法裁判 最高裁大法廷での弁論期日 報告集会・記者会見」に参加しました(5月29日)

優生保護法下で強制不妊手術などの被害を受けた方々による国賠訴訟のうち、2023年6月1日までの5つの高裁判決(原告側勝訴判決4件・敗訴判決1件)が最高裁の大法廷で審理されています。5月29日に弁論期日が開かれ、原告の方々らが法廷に立たれました。同日の夕方、報告集会と記者会見が衆議院第一議員会館であり、天畠は以下のとおり挨拶しました。

れいわ新選組の天畠大輔です。皆さまに敬意を表します。

本日最高裁で闘われた

空ひばり(そら・ひばり)さん、

野村花子(のむら・はなこ)さん、

野村太朗(のむら・たろう)さん、

北三郎(きた・さぶろう)さん、

小島喜久夫(こじま・きくお)さん、

髙尾奈美恵(たかお・なみえ)さん、

小林寳二(こばやし・たかじ)さん

鈴木由美(すずき・ゆみ)さん

佐藤由美(さとう・ゆみ)さん

飯塚淳子(いいづか・じゅんこ)さん、弁護団の皆さま。

またこのほか、23名の原告の方々。

そして、これまで裁判を闘いながらもお亡くなりになった、

髙尾辰夫(たかお・たつお)さん

朝倉彰さん(あさくら・あきら)さん

小林喜美子(こばやし・きみこ)さん

渡邊數美(わたなべかずみ)さん、

匿名のお二人。

皆さまのこれまでの歩みに、敬意を表します。

また直近ではおとといの浜松地裁で、違憲、賠償命令の判決が出たこと、喜ばしく思っております。

今お名前をお呼びした方々の中に、仮名の方、匿名の方がたくさんいらっしゃいます。

その意味と、また被害を受けながらも訴えられない、多くの被害者の方々に、この場で思いを馳せたいと思います。

国会では、一時金支給法の請求期限は延長されましたが、全面解決は道半ばです。

被害を受けた方々の誇りを取り戻すため、そして日本社会が優生思想を乗り越えるため、

全面解決に向けて、力を尽くしてまいります。皆さまとともに歩んでまいります。