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2024年5月23日 厚生労働委員会質疑(育児・介護休業法等改正案審議 )「里親にも育児休業を!」

〇天畠大輔君 れいわ新選組の天畠大輔です。まず、大臣に質問です。代読お願いします。 厚生労働省では、障がいを持つ子どもを育てている職員はどれくらいいますか。また、どのような両立支援をされているのか、大臣からお答えください。 〇国務大臣(武見敬三君) 厚生労働省において、職員の家族の状況については、職員のプライバシーを考慮をして、人事上必要な範囲で把握をしております。 そのご指摘のような職員数という […]

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「優生保護法裁判 最高裁大法廷での弁論期日 報告集会・記者会見」に参加しました(5月29日)

優生保護法下で強制不妊手術などの被害を受けた方々による国賠訴訟のうち、2023年6月1日までの5つの高裁判決(原告側勝訴判決4件・敗訴判決1件)が最高裁の大法廷で審理されています。5月29日に弁論期日が開かれ、原告の方々らが法廷に立たれました。同日の夕方、報告集会と記者会見が衆議院第一議員会館であり、天畠は以下のとおり挨拶しました。 れいわ新選組の天畠大輔です。皆さまに敬意を表します。 本日最高裁 […]

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2024年5月16日 厚生労働委員会質疑(育児・介護休業法等改正案審議)「障がいをもつ子どもを育てる親の両立支援制度の充実を求めます」

〇天畠大輔君 れいわ新選組の天畠大輔です。仕事とケアの両立支援について質問いたします。代読お願いいたします。 私が医療ミスにより重度の障がいを負ったのは、中学3年生、14歳のときです。両親は足しげく私の入院する病棟に通ってくれました。長期間の入院治療を受けている子どものケアと仕事の両立は、両親にとって、精神的な面でも社会的な面でも相当大変なことであったと思います。 長期の治療が必要となった際、私の […]

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2024年5月14日 厚生労働委員会質疑「糖尿病への正しい理解が支援拡充につながります」

〇天畠大輔君  れいわ新選組の天畠大輔です。糖尿病全体のイメージ向上を願い、質問します。代読お願いします。 糖尿病は生活習慣病だから自己責任だというイメージが社会通念の根底にあり、日々の大変さについてなかなか理解が広まっていないと考えています。 例えば、糖尿病はインスリン注射さえすれば普通に暮らせるという認識もありますが、そうとは言えません。1型糖尿病を始め、インスリン分泌が枯渇している場合、血糖 […]

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2024年5月9日 厚生労働委員会質疑(雇用保険法等改正案審議)「障がい者を労働から締め出す政策、まだ残ってます!」

○天畠大輔君 れいわ新選組の天畠大輔です。障がい者は労働から締め出されています。代読お願いします。 本日は雇用保険法改正案の審議ですが、障がい者雇用の促進政策は様々ある一方で、障がい者を労働から締め出す政策がまだまだ残っています。この問題意識のもと、法案の関連として質問いたします。 15年ほど前、実習点数も十分だったのに、私は大学から社会福祉士の受験推薦が得られませんでした。その理由の一つは、私の […]

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2024年4月18日 厚生労働委員会質疑「テーマいろいろいきます!令和6年度報酬改定を再チェック! 精神科での虐待発見に最低限すべきこと ヘルパー派遣拒否、政府の対応は!?」

○天畠大輔君  れいわ新選組の天畠大輔です。令和6年度の障がい福祉サービス等報酬改定について伺います。代読お願いいたします。  まず、介護保険優先原則の問題です。 2023年6月30日に、介護保険優先原則に関する適切な運用を自治体に周知するため、新しい事務連絡が発出されました。私は、昨年5月の厚生労働委員会において、重度訪問介護と介護保険の明確な違いは「日常生活に生じるさまざまな介護の事態に対応す […]

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「障害のある人と警察のあり方を考える~警察官は私たちをどれくらい理解してくれているのでしょうか~」に参加しました(4月17日)

安永健太さん死亡事件をご存知でしょうか。2007年9月25日、安永健太さん(当時25歳)が自転車で障がい者作業所から帰宅中、不審者と間違われ、警察官から後ろ両手錠をかけられ、5人もの警察官に取り押さえられて亡くなった事件です。健太さんには中等度の知的障がいを伴う自閉症スペクトラムがあり、コミュニケーションが難しいという特性がありました。しかし、警察官は誰一人として健太さんに障がいがあることに気づき […]

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2024年4月4日 厚生労働委員会質疑「あなたの街にも?あの法律にも?障がい者を締め出す欠格・制限条項の改正を」

○天畠大輔君れいわ新選組の天畠大輔です。われわれ障がい者に対する欠格条項について質問します。代読お願いします。 15年ほど前、私は大学から社会福祉士の受験推薦が得られませんでした。介助を付けて実習を済ませ、点数も十分だったのにです。「社会福祉士の仕事の本質の部分は、介助を付ければこうできる」ではなく、「前例がない」という予防的発想の門前払いで、あきらめざるを得ませんでした。 今日質問する欠格条項や […]

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2024年4月2日 厚生労働委員会質疑「年金の障害認定基準 不合理にもほどがある!/災害時に休薬が危険な薬(インスリン製剤など)一人ひとりに届けるために」

○天畠大輔君 れいわ新選組の天畠大輔です。大臣の所信表明を受けて、質問します。代読お願いします。 国は、2025年に年金制度改革を行う方針です。しかし、障害年金に対する議論は進んでいません。特に、年金制度の根幹をなす国民年金法施行令や障害認定基準は、障がいのある方の社会参加が進んできている現代にそぐわない時代錯誤の基準です。 資料1をご覧ください。国民年金法施行令別表では、1級9号や2級15号の内 […]

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2024年3月22日 厚生労働委員会質疑(委嘱審査)「在宅の危機!令和6年度報酬改定を当事者議員がチェックします」

○天畠大輔君 れいわ新選組の天畠大輔です。訪問介護の基本報酬引下げは言語道断です。代読お願いします。 今回の介護報酬改定で、政府は「訪問介護事業所の利益率が高い」と数字だけを捉えて、高齢者の在宅生活を支える訪問介護の基本報酬を引き下げました。しかし、これは現場の実態とは合いません。高齢者が一棟のマンションなどに集住し、利益率が高いと言われる「サービス付き高齢者向け住宅」、これも訪問介護に分類されま […]

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