重度訪問介護
2025年3月18日 予算委員会質疑「同居家族の介護を前提にしないで」
〇天畠大輔君 れいわ新選組の天畠大輔です。私は、常に、呼吸確保の確認や日常生活動作の介助が必要なため、現在24時間ヘルパー派遣を受けています。しかし、24時間が支給されたのは、近くに住む親が命に関わる大病にかかってからのことでした。私に必要な2人体制の介助を受けるまでには、約10年、自治体と交渉し続けなければなりませんでした。障がい者の生活は皆さんが想像している以上に切迫しています。 今日は、松戸 […]
2025年3月13日 厚生労働委員会質疑「看護職員配置を受けられない医療的ケア児/重度訪問介護を受けられない知的障がい者 政府に改善を求めます!」
〇天畠大輔君 れいわ新選組の天畠大輔です。医療費削減よりも大切なことは命を守ることです。代読お願いします。 高額療養費の自己負担上限引上げ問題に関する政府・与党の迷走ぶりには目を覆うばかりです。当事者そっちのけで一方的な引上げを決定した挙げ句、がんや難病と闘う患者団体の必死の訴えに押されて初めて凍結をするなど、ボタンの掛け違いを認識する能力すら失っているではありませんか。「参院選後に凍結解除する気 […]
2024年12月17日 予算委員会(締めくくり総括質疑)「総理!選挙活動中にヘルパー制度利用できないのは、差別です!」
○天畠大輔君 代読します。通告なしですが、総理は障がい者が議員になる意義をどのようにお考えですか。 ○内閣総理大臣(石破茂君) それは、障がいをお持ちの方が健常者と同じだけの権利が行使できる、それは障害者権利条約に基づいて国家として当然にそういう環境を整えるべきものだと認識をいたしております。 ○天畠大輔君 選挙運動ができない人がいます。代読お願いします。 資料1をご覧ください。愛知県議選に立候 […]
2024年12月17日 予算委員会(集中審議)「郵便投票このままでいいの?」
○天畠大輔君 れいわ新選組の天畠大輔です。代読お願いします。 総理は、投票所に行けず、郵便投票もできず、参政権を奪われている障がい者の存在を御存じでしょうか。パネル1をご覧ください。 戦後の「郵便等による不在者投票制度」は、創設から一時廃止、そして復活という経過をたどってきました。国は「不正投票」を理由に、昭和27年に郵便投票制度を廃止しました。しかし、投票所に行くのが難しい人々の投票機会の拡大と […]
障がい当事者議員の大会に参加しました(2024年7月30、31日)
日本には少なくとも50人弱の障がい者議員がいます。これらの議員で構成する「障害者の自立と政治参加をすすめるネットワーク」では、年2回全国大会を開いています。7月30、31日、東京都内とさいたま市での大会に参加し、視察や交流をしてきました。 議会活動に介助が必要な自治体議員への合理的配慮を、国が後押しへ 7月30日午後、全国から障がいのある当事者議員が参議院議員会館に集まりました。中央省庁との交渉の […]
【2024年通常国会ハイライト④】「介助付き就労」を多角的に取り上げました
重度の障がい者が働くためには、仕事時間中も食事やトイレ、移動といった生活動作、また資料読み上げやパソコン操作といった業務補助のための介助を受ける必要があります。これを短く表現するならば、「介助付き就労」です。しかし現在の障がい福祉制度では、就学や就労などにヘルパーをつけられないルールになっています。この理不尽なルールの改正、つまり「介助付き就労」の実現が、天畠の政策の一丁目一番地です。 これまでは […]
2024年4月18日 厚生労働委員会質疑「テーマいろいろいきます!令和6年度報酬改定を再チェック! 精神科での虐待発見に最低限すべきこと ヘルパー派遣拒否、政府の対応は!?」
○天畠大輔君 れいわ新選組の天畠大輔です。令和6年度の障がい福祉サービス等報酬改定について伺います。代読お願いいたします。 まず、介護保険優先原則の問題です。 2023年6月30日に、介護保険優先原則に関する適切な運用を自治体に周知するため、新しい事務連絡が発出されました。私は、昨年5月の厚生労働委員会において、重度訪問介護と介護保険の明確な違いは「日常生活に生じるさまざまな介護の事態に対応す […]
2024年3月22日 厚生労働委員会質疑(委嘱審査)「在宅の危機!令和6年度報酬改定を当事者議員がチェックします」
○天畠大輔君 れいわ新選組の天畠大輔です。訪問介護の基本報酬引下げは言語道断です。代読お願いします。 今回の介護報酬改定で、政府は「訪問介護事業所の利益率が高い」と数字だけを捉えて、高齢者の在宅生活を支える訪問介護の基本報酬を引き下げました。しかし、これは現場の実態とは合いません。高齢者が一棟のマンションなどに集住し、利益率が高いと言われる「サービス付き高齢者向け住宅」、これも訪問介護に分類されま […]
日本財団「就労支援フォーラムNIPPON 2023」政治家セッションに登壇しました(12月17日)
12月17日、日本財団「就労支援フォーラムNIPPON 2023」の政治家セッションに、宮路拓馬衆議院議員(自民党)、横沢高徳参議院議員(立憲民主党)、金村龍那衆議院議員(日本維新の会)とともに登壇しました。天畠の基調発言は以下の通りです。 ************************* 皆さま初めまして。れいわ新選組の天畠大輔です。今日は基本的に、一般就労を念頭に置いてお話します。今の障がい […]
学業、仕事中にヘルパー派遣を使えない、今の政策の問題は?-京都市内ヒアリング行脚報告(9月29日)
重度障がい者は学業や仕事といった社会参加で、人生に大きな制限があります。天畠が身を持ってその苦しみを感じ、道を切り開いてきた一方で、今も当事者として課題に直面しているさなかでもあります。 京都市に、働く重度障がい者がいる、そして京都大学と連携した京都市の学生支援は先進的なものと聞き、日帰りで京都市内を駆け巡ってきました! 「移動支援が通学でも使える」京都市の先進的判断 まず訪れたのは京都市役所。「 […]