ヘルパー制度

障がい当事者議員の大会に参加しました(2024年7月30、31日)

日本には少なくとも50人弱の障がい者議員がいます。これらの議員で構成する「障害者の自立と政治参加をすすめるネットワーク」では、年2回全国大会を開いています。7月30、31日、東京都内とさいたま市での大会に参加し、視察や交流をしてきました。 議会活動に介助が必要な自治体議員への合理的配慮を、国が後押しへ 7月30日午後、全国から障がいのある当事者議員が参議院議員会館に集まりました。中央省庁との交渉の […]

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【2024年通常国会ハイライト④】「介助付き就労」を多角的に取り上げました

重度の障がい者が働くためには、仕事時間中も食事やトイレ、移動といった生活動作、また資料読み上げやパソコン操作といった業務補助のための介助を受ける必要があります。これを短く表現するならば、「介助付き就労」です。しかし現在の障がい福祉制度では、就学や就労などにヘルパーをつけられないルールになっています。この理不尽なルールの改正、つまり「介助付き就労」の実現が、天畠の政策の一丁目一番地です。 これまでは […]

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2024年5月9日 厚生労働委員会質疑(雇用保険法等改正案審議)「障がい者を労働から締め出す政策、まだ残ってます!」

○天畠大輔君 れいわ新選組の天畠大輔です。障がい者は労働から締め出されています。代読お願いします。 本日は雇用保険法改正案の審議ですが、障がい者雇用の促進政策は様々ある一方で、障がい者を労働から締め出す政策がまだまだ残っています。この問題意識のもと、法案の関連として質問いたします。 15年ほど前、実習点数も十分だったのに、私は大学から社会福祉士の受験推薦が得られませんでした。その理由の一つは、私の […]

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2024年4月18日 厚生労働委員会質疑「テーマいろいろいきます!令和6年度報酬改定を再チェック! 精神科での虐待発見に最低限すべきこと ヘルパー派遣拒否、政府の対応は!?」

○天畠大輔君  れいわ新選組の天畠大輔です。令和6年度の障がい福祉サービス等報酬改定について伺います。代読お願いいたします。  まず、介護保険優先原則の問題です。 2023年6月30日に、介護保険優先原則に関する適切な運用を自治体に周知するため、新しい事務連絡が発出されました。私は、昨年5月の厚生労働委員会において、重度訪問介護と介護保険の明確な違いは「日常生活に生じるさまざまな介護の事態に対応す […]

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2024年3月22日 厚生労働委員会質疑(委嘱審査)「在宅の危機!令和6年度報酬改定を当事者議員がチェックします」

○天畠大輔君 れいわ新選組の天畠大輔です。訪問介護の基本報酬引下げは言語道断です。代読お願いします。 今回の介護報酬改定で、政府は「訪問介護事業所の利益率が高い」と数字だけを捉えて、高齢者の在宅生活を支える訪問介護の基本報酬を引き下げました。しかし、これは現場の実態とは合いません。高齢者が一棟のマンションなどに集住し、利益率が高いと言われる「サービス付き高齢者向け住宅」、これも訪問介護に分類されま […]

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日本財団「就労支援フォーラムNIPPON 2023」政治家セッションに登壇しました(12月17日)

12月17日、日本財団「就労支援フォーラムNIPPON 2023」の政治家セッションに、宮路拓馬衆議院議員(自民党)、横沢高徳参議院議員(立憲民主党)、金村龍那衆議院議員(日本維新の会)とともに登壇しました。天畠の基調発言は以下の通りです。 ************************* 皆さま初めまして。れいわ新選組の天畠大輔です。今日は基本的に、一般就労を念頭に置いてお話します。今の障がい […]

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学業、仕事中にヘルパー派遣を使えない、今の政策の問題は?-京都市内ヒアリング行脚報告(9月29日)

重度障がい者は学業や仕事といった社会参加で、人生に大きな制限があります。天畠が身を持ってその苦しみを感じ、道を切り開いてきた一方で、今も当事者として課題に直面しているさなかでもあります。 京都市に、働く重度障がい者がいる、そして京都大学と連携した京都市の学生支援は先進的なものと聞き、日帰りで京都市内を駆け巡ってきました! 「移動支援が通学でも使える」京都市の先進的判断 まず訪れたのは京都市役所。「 […]

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2023年11月16日 厚生労働委員会質疑「テーマいろいろいきます!改正旅館業法下での宿泊拒否を防ぐ・改正障害者差別解消法ガイドラインへ提案・障害者医療費助成の国保減額措置に異議あり!」

○天畠大輔君れいわ新選組の天畠大輔です。まず、改正旅館業法について伺います。代読お願いします。 第211回国会で成立した改正旅館業法では、障がいを理由とする宿泊拒否が生じ得るなどの懸念から、私は反対の立場を取りました。法案成立後に、厚労省は「改正旅館業法の円滑な施行に向けた検討会」を開きました。障がい当事者も委員として参画し、様々な障がい者団体の意見聴取を行ったうえで、先月、とりまとめ及び政省令・ […]

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インクルーシブ雇用議連総会に出席しました(11月15日)

11月15日、インクルーシブ雇用議連(正式名称:超党派 障害者の安定雇用・安心就労の促進をめざす議員連盟)の総会に参加しました。 2020年に始まった「雇用施策との連携による重度障害者等就労支援特別事業」(以下、特別事業)について厚労省から報告がありました。しかし課題については触れられなかったので、議連の他の議員の方々に知っていただくため、天畠からは以下の通り発言しました。特別事業の具体的な課題に […]

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武見厚労大臣に面会・要望しました(11月6日)

9月に就任された武見敬三厚生労働大臣に、11月6日、重度身体障がいの当事者議員3名で面会しました。3議員自身がまさに今直面する就労中の介助保障、そして就学などの社会参加も含めて、十分な介助保障確保の問題は、2019年の木村議員、舩後議員の当選から4年、大きな進展を見ていません。 そこで当事者議員の声を届けるため、参議院議会運営委員会の石井準一委員長の橋渡しのもと、今回の面会が実現。石井委員長からは […]

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