委員会名

2023年11月29日 予算委員会質疑「年越しは許さない!強制不妊手術、精神科病院・虐待事件からの被害回復」

○天畠大輔君代読します。れいわ新選組の天畠大輔です。本日は、補正予算、国民全体に関わる課題の審議です。10人に1人が一生に一度はうつ病を経験すると言われる現代。精神科病院での虐待事件からの被害回復は、皆さん、明日は我が身の問題です。今年2月に虐待、暴行事件が判明した精神科・滝山病院に今も残る入院患者の数など、国は把握していますか。総理、データをお示しください。 ○内閣総理大臣(岸田文雄君)虐待はあ […]

続きを読む
2023年11月16日 厚生労働委員会質疑「テーマいろいろいきます!改正旅館業法下での宿泊拒否を防ぐ・改正障害者差別解消法ガイドラインへ提案・障害者医療費助成の国保減額措置に異議あり!」

○天畠大輔君れいわ新選組の天畠大輔です。まず、改正旅館業法について伺います。代読お願いします。 第211回国会で成立した改正旅館業法では、障がいを理由とする宿泊拒否が生じ得るなどの懸念から、私は反対の立場を取りました。法案成立後に、厚労省は「改正旅館業法の円滑な施行に向けた検討会」を開きました。障がい当事者も委員として参画し、様々な障がい者団体の意見聴取を行ったうえで、先月、とりまとめ及び政省令・ […]

続きを読む
2023年11月9日 厚生労働委員会質疑「災害時にも緊急時にも糖尿病をもつ人に安心を」

2024年1月25日、文部科学省とこども家庭庁が事務連絡「学校等における重症の低血糖発作時のグルカゴン点鼻粉末剤(バクスミー®) 投与について」を発出し、学校や保育所、デイサービスなどの教育現場で生徒が重症低血糖発作を起こしたときに、「グルカゴン点鼻粉末剤(バクスミー®)」を教職員などが投与できるようになりました。当事者や家族の方々が行政に働きかけを続けてこられ、天畠もこの質疑で求めていました。 […]

続きを読む
【2023年通常国会ハイライト⑧】滝山病院問題を予算委員会で取り上げました

予算委員会で精神科病院を取り上げる意味 東京都八王子市の精神科「滝山病院」の看護師が、今年に入り複数名、患者への暴行容疑で逮捕、略式起訴されています。この件を扱ったNHKのドキュメンタリー番組は、社会全体に大きな衝撃を与えました。このような事態を二度と繰り返さない観点から、2023年通常国会にのぞみました。 「我が国幾十万の精神病者は実にこの病を受けたる不幸のほかに、この国に生まれたるの不幸を重ぬ […]

続きを読む
【2023年通常国会ハイライト⑥】「制度の狭間」に取り残された1型糖尿病患者への支援を提起しました

1型糖尿病を知っていますか 1型糖尿病をご存知でしょうか。日本における小児期発症患者の年間発症率は10万人に1.5~2.5人、糖尿病全体のうちの数%にすぎません。 血糖値を下げるホルモンであるインスリンを体内で作れなくなる病気です。ウイルス感染などをきっかけに、膵臓のインスリン生産細胞が破壊されることで発病します。人はインスリンにより体に糖分を取り込まなければ生きていけませんから、1型糖尿病はイン […]

続きを読む
【2023年通常国会ハイライト②】国会のバリアフリーは温情主義で進めたものではないと答弁を取りました

国会のバリアフリー、合理的配慮を滞らせないために 4月11日の内閣委員会で、国会議事堂のバリアフリーと、障がい当事者議員への合理的配慮について質疑しました。令和5年度予算案の本会議採決時に、れいわ新選組の木村英子議員が本会議場の壇上で発言したところ、自民党の西田昌司議員がご自身の動画で誹謗中傷を行ったことが、この質疑の直接のきっかけです。 西田議員は動画で「参議院のバリアフリー工事等に対して感謝の […]

続きを読む
【2023年通常国会ハイライト①】過去に国が障がい者らに行った強制不妊手術への謝罪・補償・再発防止を大きく取り上げました

原告と総理の面会求める 優生保護法(1948年成立)という法律のもと、遺伝性疾患のある人、ハンセン病患者、障がいのある人々などが、不妊手術や人工妊娠中絶の被害に遭ったことをご存知でしょうか。50年近く続いたこの法律による、不妊手術の被害者は、分かっているだけで約25,000人にのぼります。 1996年、この法律は「母体保護法」へと改正され、強制不妊手術は行われなくなりました。しかし、被害者らが20 […]

続きを読む
2023年6月8日 厚生労働委員会質疑「ゲノム医療と差別禁止は両輪だ」

〈質疑〉○天畠大輔君れいわ新選組の天畠大輔です。ゲノム情報を理由とする差別の防止について質問します。代読お願いします。 近年、私たち人間の持つ遺伝情報に基づくゲノム医療が、がんや難病の治療に用いられています。ゲノムとはDNAの全ての遺伝情報を指し、いわば生物の設計図のようなものです。たとえば、がんゲノム医療では、がんの遺伝子を詳しく調べることで、1人1人の遺伝子の変化に応じた適切な治療法や効果的な […]

続きを読む
2023年6月6日 厚生労働委員会質疑(旅館業法改正案審議)「分断を深める宿泊拒否拡大に異議あり」

〈質疑〉○天畠大輔君代読します。れいわ新選組の天畠大輔です。合理的配慮を制限する旅館業法等改正案について質問します。 今般の法改正の基となった「旅館業の見直しに係る検討会」では、感染症対策が出発点だったものの、モンスタークレーマーやカスタマーハラスメント対応も俎上にのりました。閣法は、衆議院での修正を経たものの、感染症拡大防止の大義名分を利用して、本来は全く別問題であるいわゆるカスタマーハラスメン […]

続きを読む
2023年5月31日 地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会・厚生労働委員会 連合審査会(マイナンバー法案審議)「保険証廃止は、自立生活する障がい者を想定していません!!」

○天畠大輔君代読します。れいわ新選組の天畠大輔です。障がい者にとってのマイナンバーカードと保険証の一体化、保険証廃止の弊害について質問します。 マイナンバーカードと保険証の連携にあたっては、別人の情報がひも付けられるといった事例など、その信頼性を欠くトラブルが相次いでいます。さらに、5月17日の参議院地方デジタル特別委員会の参考人質疑では、障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会の事務局次長・家平悟 […]

続きを読む