厚生労働委員会
2024年5月21日 厚生労働委員会質疑(育児・介護休業法等改正案審議 参考人質疑)「育児・介護と仕事の両立で子どもが大切にされる社会を」
〇天畠大輔君 代読いたします。れいわ新選組の天畠大輔です。参考人の皆様、本日は貴重なお話をありがとうございます。工藤参考人に伺います。 諸外国における子の看護休暇制度は、フランスが「扶養する16歳未満の子」、ドイツが「12歳未満の子又は障がいを持つ子」、スウェーデンが「8か月以上12歳未満、ただし病状の深刻度に応じて18歳未満まで」、ノルウェーが「子が12歳になる暦月まで」、「ただし慢性的、長期的 […]
2024年5月16日 厚生労働委員会質疑(育児・介護休業法等改正案審議)「障がいをもつ子どもを育てる親の両立支援制度の充実を求めます」
〇天畠大輔君 れいわ新選組の天畠大輔です。仕事とケアの両立支援について質問いたします。代読お願いいたします。 私が医療ミスにより重度の障がいを負ったのは、中学3年生、14歳のときです。両親は足しげく私の入院する病棟に通ってくれました。長期間の入院治療を受けている子どものケアと仕事の両立は、両親にとって、精神的な面でも社会的な面でも相当大変なことであったと思います。 長期の治療が必要となった際、私の […]
2024年5月14日 厚生労働委員会質疑「糖尿病への正しい理解が支援拡充につながります」
〇天畠大輔君 れいわ新選組の天畠大輔です。糖尿病全体のイメージ向上を願い、質問します。代読お願いします。 糖尿病は生活習慣病だから自己責任だというイメージが社会通念の根底にあり、日々の大変さについてなかなか理解が広まっていないと考えています。 例えば、糖尿病はインスリン注射さえすれば普通に暮らせるという認識もありますが、そうとは言えません。1型糖尿病を始め、インスリン分泌が枯渇している場合、血糖 […]
2024年5月9日 厚生労働委員会質疑(雇用保険法等改正案審議)「障がい者を労働から締め出す政策、まだ残ってます!」
○天畠大輔君 れいわ新選組の天畠大輔です。障がい者は労働から締め出されています。代読お願いします。 本日は雇用保険法改正案の審議ですが、障がい者雇用の促進政策は様々ある一方で、障がい者を労働から締め出す政策がまだまだ残っています。この問題意識のもと、法案の関連として質問いたします。 15年ほど前、実習点数も十分だったのに、私は大学から社会福祉士の受験推薦が得られませんでした。その理由の一つは、私の […]
2024年5月7日 厚生労働委員会質疑(雇用保険法等改正案審議 参考人質疑)「働く障がい者のセーフティネット、雇用保険の充実を!」
〇天畠大輔君 代読いたします。れいわ新選組の天畠大輔です。参考人の皆さま、本日は貴重なお話をありがとうございます。 まず、房安参考人に伺います。今般の改正法案に盛り込まれている「就業手当」の廃止と「就業促進手当」の減額について、どう評価されていますか。 〇参考人(房安強君) 私個人の意見となりますが、述べます。就業手当は、再就職手当の対象、これが1年を超える雇用の確実性がある就職、自立可能と職安が […]
2024年4月25日 厚生労働委員会質疑(雇用保険法等改正案審議)「『雇用政策拡充』うたうならまずは非正規労働者に『均等待遇』を」
〇天畠大輔君 れいわ新選組の天畠大輔です。短時間労働者の多くは非正規で働いています。代読お願いします。 今般の「雇用保険法一部改正法案」において、雇用保険の対象者が週間労働20時間以上から同10時間以上へと拡大されました。しかし、この短時間労働者の数が増加してきたこと自体が大きな問題です。 資料1をご覧ください。週間労働時間20時間未満の短時間労働者数は、2013年の494万人から2022年の71 […]
2024年4月18日 厚生労働委員会質疑「テーマいろいろいきます!令和6年度報酬改定を再チェック! 精神科での虐待発見に最低限すべきこと ヘルパー派遣拒否、政府の対応は!?」
○天畠大輔君 れいわ新選組の天畠大輔です。令和6年度の障がい福祉サービス等報酬改定について伺います。代読お願いいたします。 まず、介護保険優先原則の問題です。 2023年6月30日に、介護保険優先原則に関する適切な運用を自治体に周知するため、新しい事務連絡が発出されました。私は、昨年5月の厚生労働委員会において、重度訪問介護と介護保険の明確な違いは「日常生活に生じるさまざまな介護の事態に対応す […]
2024年4月16日 厚生労働委員会質疑(生活困窮者自立支援法等法案審議)「8割が選ぶ大学等進学、生活保護世帯の子どもに「あきらめろ」と言えますか?生活困窮者を食い物にする貧困ビジネスを根絶せよ」
〇天畠大輔君 れいわ新選組の天畠大輔です。 引き続き、生活保護世帯内での大学進学について質問いたします。代読お願いします。 生活保護世帯の子どもが大学進学する場合は、世帯分離措置が必要なため、強制的に生活保護から自立しなければなりません。一方で、実は生活保護世帯内での夜間大学への進学は認められています。厚労省は認めている理由として、稼働能力の活動を前提とした余暇活動の自由を挙げています。つまり […]
2024年4月11日 厚生労働委員会質疑(生活困窮者自立支援法等法案審議 参考人質疑)「誰ひとり取り残さない居住支援を! 生活保護申請不受理 なぜ「水際作戦」はなくならないのか」
〇天畠大輔君 代読します。 れいわ新選組の天畠大輔です。参考人の皆さま、本日は貴重なお話をありがとうございます。まず、稲葉参考人、石川参考人のお2人に伺います。 私のような重度障がい者が住みたい地域で暮らしたいと思ったときに、家探しは非常に高いハードルとなりますので、居住支援の重要性は強く認識しているところです。今年2月7日の国民生活・経済及び地方に関する調査会において、住宅政策の専門家平山洋 […]
2024年4月9日 厚生労働委員会質疑(生活困窮者自立支援法等法案審議)「なぜ認めない!?生活保護世帯の世帯内就学」
○天畠大輔君 れいわ新選組の天畠大輔です。生活保護世帯の子どもの「教育を受ける権利」の保障について質問します。代読お願いします。 現在の生活保護制度は、大学生に対して一律に保護の受給を認めていません。憲法25条1項には、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」とあります。「教育を受ける権利」の保障は、この憲法25条1項の「生存権」の保障における文化的側面をもつものでもあり […]