「~老人医療有料化実施より41年~ 75歳医療費窓口負担2割化中止 2.1高齢者中央集会」に参加しました(2月1日)

2月1日、「~老人医療有料化実施より41年~ 75歳医療費窓口負担2割化中止 2.1高齢者中央集会」に参加しました。天畠の挨拶は以下の通りです。

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れいわ新選組の天畠大輔です。75歳以上の高齢者に2割負担させる日本は「福祉国家」とは言えません。

1983年の老人医療有料化から、今日で41年を迎えました。私は現在42歳ですので、生まれた時から、この「安心して歳を取れない国、日本」で生きてきたことになります。

私は14歳のときの医療ミスで四肢麻痺、発話障がい、視覚障がい、嚥下障がいを負いました。長い時間をかけて介助体制を整え、福祉サービスを使いながら、介助者とともに地域で暮らしています。一昨年7月に国会へと送り出していただき、現在、参議院厚生労働委員会に所属しています。

日本国憲法25条2項には「国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない」とあります。政府がこの理念をかなぐり捨て、社会保障を切り捨てる時、真先に犠牲になるのが、貧困層、高齢者、病気に苦しむ人々、そして私たち障がい者です。

今こそこのデタラメな政治を終わらせ、誰ひとり置き去りにしない世の中、安心して歳を取れる社会を、みんなの力を合わせて作り上げましょう。私はそのために、本日お集まりの皆さんとしっかりと手を携え、国会の内外で全力を尽くして参ります。本日の集会がそのキックオフとなることを心から祈念して、あいさつとさせていただきます。ありがとうございました。