三多摩メーデーに参加しました(2025年5月1日)
5月1日、都内の井の頭公園で行われた三多摩メーデーに参加し、下記のとおりご挨拶しました。
れいわ新選組参議院議員の天畠大輔です。
団結によって働く者の生活と権利、そして平和と民主主義を守るために集まられた皆さんの日頃のご奮闘に対し、あらためて敬意を表します。
私は障がい当事者の立場から、働く皆さんはもちろんのこと、働きたくても働けない方、そもそも居場所がないと感じている方を含め、あらゆる人々の権利保障のため、委員会質疑や省庁交渉に取り組んでいます。
この国に住む労働者、高齢者や若者、シングルマザーたち、そして私たち障がい者の立場から日々の暮らしを見つめるとき、すべての人々がこの社会で必要とされていると実感できる世の中になっているでしょうか。
私たちれいわ新選組は、消費税を廃止し、消費税増税と並行して軽減されてきた法人税を累進化することを一貫して主張しています。また、所得税のさらなる累進強化や、金融資産課税の導入などをすすめ再分配を強化し、景気を安定化させることを目指しています。もっと国の財源を活用し、新卒者やロスジェネ世代だけでなく、幅広い世代で正規雇用を増やすべきです。そして医療・介護・保育などケア従事者の賃金と待遇を大幅に改善していこうではありませんか。
私の日々の暮らしは、トイレや食事、入浴など日常生活全般にわたって、介助者や通訳による24時間の支援が不可欠です。しかし、現在の障がい福祉制度では、就学や就労など、生きていく上で誰もが当たり前であるはずの社会参加に、ヘルパーをつけられないルールになっています。この理不尽なルールによって、介助を必要とする障がい者の社会参加が阻まれているのです。就労中にヘルパーを利用できるようにすることは、基本的人権であり、人生の選択肢を増やすことでもあります。
どんな障がいがあっても、人種や国籍や文化が違っても、分け隔てられることなく共に学び、育ち、働き、暮らせる社会、インクルーシブな社会を一緒につくりましょう。皆さん、ともに生きる仲間として、ともに働く仲間として、いっしょに闘いましょう。
団結ガンバロー!